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信州林道散策ツーリング


6月


行程

2日目

国道254号〜県道45号〜塩ノ沢峠〜御荷鉾林道〜県道46号〜国道462号〜

国道299号〜さざなみ岩〜金山志賀坂林道〜日窪鉱山〜中津峡〜県道210号〜

国道140号〜国道299号〜奥武蔵林道〜刈場峠〜顔降峠〜国道16号


朝5時に起床
荷物のパッキングをして今日の行程を確認してナビに打ち込む、
朝日でテントを乾かしている間にテントサイトを散策
朝食はそば
何でもないそばがうまいのは高原のおかげ

7時出発

内山峠を経て、国道254号へ
走り出して30分ほどで見かけた奇岩
山の上に平たい岩が乗っかっています

謎だ
ツーリングマップルに乗っていたおかしな名前の駅

「南蛇井駅」

殆どギャグですね
県道45号をへて塩ノ沢峠へ

04年ツーリングマップルには
御荷鉾林道は崩落の為不通とありましたがどうやら開通したようなので関東屈指の長大林道に突撃

路面は塩ノ沢峠からしばらくの間 舗装路

尾根道で空がとても近い道

しばらくの間は南向きの尾根道で展望が開けています

写真は国道299号へ向かう林道との分岐、
この右側からダートが始まります
御荷鉾林道ダート

ほぼフラットなダートで走りやすいです

やけに真新しい路面があったので最近の崩落箇所か・・。

先ほどの分岐あたりから北側の尾根道を走るようになり北側の展望が開け

軽井沢や北アルプス等
広大な展望です

赤久縄山(1522m)周辺から
↑の展望スポットから間もなくある公園の管理事務所

気のいい爺様(管理人)がいて

御荷鉾林道について色々話してくれました。

2輪はそうでもないが道を痛めないが4輪のドライバーのマナーが悪くゴミや無理な走行によって道が傷ついたりしているようです。

最近はネイキッドのバイクが転倒し救急車がきたとか・・・。
塩沢峠を下り、御荷鉾林道に別れを告げ、国道462号、国道299号を経て写真の場所へ

この地域が波打ち際だった頃に生息していた

恐竜の足跡 「さざ波岩」

それが長年の地殻変動によって隆起したもの
志賀坂峠から金山志賀坂林道に接続

眼前の両神山(1723m)を見ながらつづら折りを登る

途中、紅葉している木を見つけたので一枚

何の木何でしょう

隣に同じ葉の種類の木がありましたが
葉は緑でした


八丁峠付近の北側展望

峠を登り切ると突如現れる長大なトンネル

入口からの写真ですが出口が・・・・。

1ドットくらいでしょうか(笑)
峠を沢とともに下りはじめる

ふと脇をみたらおかしな木が・・・・。

崩落でしょうか、それとも・・・。

とんでもない方向に木が伸びています
道ばたに、人工物が見え始め

荷物運搬用のウィンチや

ワイヤーが見えてくると突然現れる建造物

「日窪鉱山」

そしてその周りには赤いトタン屋根で統一された家々が・・・。

もう誰も住んでいないと思われる廃墟たち

経済成長の波にもまれた地域なのでしょうか・・・。

なんとも言えない雰囲気です
鉱山集落を横目に走っていると現れる隧道

結構な長さなのに素堀のようです

なかは激しい埃で視界が悪く

フラッシュなしで撮るとこんな様子

異次元に通じる穴のようです。
隧道出口

砂埃が舞っていて身体に悪そうな隧道

拡張工事中か
トンネル出口より南側の風景

ここから中津渓谷です

切り立った数10Mの断崖の下の中津川に沿った道

見上げると心臓に悪い
隧道出口から間もなくの所にある
滝壺が二つある滝
しばらく進むと分岐に差し掛かる

西に進むと中津川林道、三国峠

北に進むと「日窪鉱山」八丁峠

東に進むと秩父方面

西の中津川林道、20km近いダートがあるそうで、昨日の
川上牧丘林道の崩落さえなければ通っていたはずの道

今から中津川林道を進むとまた佐久方面にでてしまうので
今回は諦めて東へ
切り立った断崖の谷を進む

真新しいトンネルが何本も通されている

その一ッの仙石山の旧道が通れそうだったのでトライ

酷い荒れようで入ってすぐに0.3車線
路肩がありませんでした

急速に自然に帰っているようです
秩父に向かって進路を取り

ひたすら下る

この辺りから道は真新しくなり最近整備されたことがわかる

気になった隧道があったので一枚

芋掘り隧道

芋掘りって・・・。
こんな安直でいいんですか???
芋掘りトンネルを後にしてひた進む

工事車両が目立つようになってくると突然目の前に巨大な谷とダムが、

滝沢ダム

建設中の宮が瀬ダムを思い出します
ダムの直ぐ脇にある大滝大橋ループ峡

ダムの東側を目前に眺めることができる

武甲山遠景
盆地だからか秩父市街は異常に暑かった。

「下界に降りてきてしまったのか・・・」

と渋滞の中思う

再び山に入る為奥武蔵林道へ

走りやすい舗装された尾根道、大野峠を経て
刈場坂峠 峠の茶屋で一枚

刈場坂峠、顔降峠 ともに絶景

誰かが写ってる・・・(笑)

刈場坂峠より

顔降峠 富士見茶屋より
刈場坂峠〜顔降峠を経て市街へその後国道16号で自宅まで帰りました。

初めてのバイクでのキャンプツーリングの割にはとても満足できるもので、
LAWの未開の地である信州の中部にも分け入ることができ、そこは思った以上に山深く険しいものだった。

キャンプツーリングの味をしめたので、これからの季節、楽しめそうです。




04.6.4