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秩父周辺ツーリング


6月


行程

国道1号〜首都高速〜関越自動車道〜東松山I.C〜国道254号〜雀川上雲林道〜赤木慈光林道〜栗山林道〜萩平笠山林道〜

白萩林道〜秩父高原林道〜秩父高原牧場〜上秩父林道〜西秩父林道〜高萩林道〜金山志賀坂林道〜上野大滝林道〜中津川林道〜

〜奥秩父林道



車両

FTR223


走行距離

5652.7km〜6171.7

総距離

519km

最高燃費

41.7km

取り憑かれたたように林道を走り続けるLAW
LAWが事前の情報収集をする際にいつも参考にするサイトの一つ
「ナベキンの林道アラカルト」

そこのオーナーであるナベキンさんと連絡を取るようになり
掲示板に秩父周辺を走りに行くという書き込み
しかもLAWの休みの日
「これはいくしかない!」と振るって書き込みをして半ば強引に
仲間に入れてもらうことになりました

出発前夜は早々とパッキングを済ませたというのに
期待で胸踊りなかなか寝付けない
そして集合は朝の5時
LAWは早起きは得意だが今までにない集合時間の早さ
ナベキンさんはもしや...。という気持ちを胸に3時前に出発

滅多なことでは走らない首都高速を乗り継ぎ集合場所であるI.Cへ
この前の日光ツーリングでは日光から藤沢まで7時間近くかかったと言うのに
現地到着は4:30、いくら高速つかったからといっても違いすぎでしょう
別に○×△kmで走ったというわけでもなく何時もどおりの制限速度巡航

こうも違うのかと高速タンデムできないことを憎らしく思う。

LAWの座席からの眺め
このNAVIが無ければ首都高速なんて恐ろしくて使えません。
LAWの設定の仕方に問題があるのかと思われるが80km以上だすと測位がロストする
まぁノンビリ運転のLAWはそうそう80kmなんて出さないので問題は無いのだが・・。
空も明るみ始め
到着予定の時間より大幅に早く着いてしまったため、近場のコンビニ、スタンドで用を済ます。朝のツーリングは久々だがこんなにすがすがしいものだったか、泊まり明けのほぼ不眠であるのに関わらず気分は上々
時間をもてあましたので道路わきに寝転がり
すいた腹をおさめるため味噌汁をわかす
時間になり、どこかで見たようなバイクが近づいてくる、HPで拝見していたのですぐに認識できた、ナベキンさんだ、この瞬間がたまらない
お互いを見て驚く(笑)初対面であるのに何の問題も無く会話が始まる、これが林道仲間か!(笑)いやはや気がねなく林道の話がグツグツと沸いてくる、一通り話し今日のルートもきいて、出発、もう一方のTAKAさんは途中参加のようだ。
コンビニで朝食を購入し、今日の一本目の道雀川上雲林道を目指す、先を走るナベキンさん、っははやいです、常時60km巡航のLAWは面食らってなんとかついていく・・・。写真は小さなダム湖の脇の公園、軽く朝食をとる、見晴らしもそこそこよく、人が居ない場所
今日の一本目
雀川上雲林道入り口
期待が高まる、今まで先導してもらった事が無かったのと走ったことの無い道を道を走る期待で高鳴る。
走りはじめて間もなくフラットなダート
赤木慈光林道始点
こちらもフラットなダート
少しの間、東側に視界が開ける
道の脇に埋もれるように林道の道標が立っていた。秩父周辺自体を走ることがあまりないのでいまいち自分がどこを走っているのか認識できない
ナビを見てようやくわかるような感覚
一人で散策に来ていたらまず行く事のないような道、地元人ナベキンさんありがたや
栗山林道始点
ここから標高を更に上げていき
七重峠を目指す

栗山林道より
七重峠より
神奈川の菩提峠に眺めが似ている
萩平笠山林道始点
こちらもフラットなダート西側に展望が開け、
対峰の白石峠が見える

萩平笠山林道より
白萩林道始点
民家が点々とある
こちらもフラットなダートがある
秩父高原林道始点
舗装路だが手入れがあまりされておらず、
雑草のおかげで道幅が狭くなっている
秩父高原牧場で小休止
東の奥に武甲山が見える

秩父高原牧場より
上秩父林道始点(旧太田部林道)

秩父高原牧場を後にして、一度長瀞の街に出て食料調達再び山に入る、ここから城峰山の尾根を走るように、西秩父林道、高萩林道、二子山を経て志賀坂峠へ抜ける

上秩父林道より
西秩父林道

舗装路で走りやすい高原道路
父不見山という植林された山の脇を走る
高萩林道

フラットなダート、南側に視界が開ける
高萩林道より
山間を走るルートで常に視界が開けており
気分がいい
高萩林道より
荒々しい岩盤の切り通し

西側に二子山が見え隠れするようになると
二子山トンネルが現れる

志賀坂峠までもうすぐ

高萩林道より 両神山を臨む
高萩林道から国道299号に乗り換え志賀坂峠へ
志賀坂トンネルのすぐ脇にあるプレート

ここでtakaさんが参入
記念撮影

時間は正午、腹もすいてきた、
八丁峠に東屋があるのでそこで昼休憩

1時間ほど休憩し、林道話に盛り上がる

八丁峠より
上野大滝林道始点

金山志賀坂峠を下り
日窪鉱山を横目に走り雁掛トンネル(素掘)を
越えてすぐの所にある上野大滝林道
3km程のピストン林道 ダート
素掘トンネル 二連
ガードレールはあるものの路肩の下は急流
上は荒々しい岩壁
スリルがあります
まるで城壁のような岩盤
上野大滝林道を後にして中津川を下る
見上げるとこのような景色
地震が多発している時にこの道を通過したら
命はあるか・・・
しばらく走るとT字路に突き当たる

見た事のある場所だ、ちょうど半月前にここで東に進路をとった
今回は西、関東の林道でも指折り数える中に入る林道
「中津川林道」谷合いの20kmにも及ぶダート
中津川林道を走り出して間もなくにある分岐
学沢林道、ピストンで全面ダート
ナベキンさんが若いころに走った事があるとか
今回はパス
去年の通行止めの原因になった箇所
崖崩れの現場に直面したことはないが、
こんな崩落に捕まったら命はないな
林道はしばらくの間、中津川を横目に緩やかに登っていくが
5.6km辺りから川と分かれ、崖の脇を縫うように登る道に変わる。写真は自然の切り通しをそのまま道に使ったものであろうか
落石注意とあるが言っている傍から拳大の落石が目前に落ちてきた、くわばらくわばら
峠付近のゲート
今までにお目にかかったことのないゲートである
この高さには意味があるのだろうか
三国峠切り通し
記念撮影
ここから向こうの川上村側は今までの事がなかったような緩やかな道らしい
埃が舞っていて服もバイクも埃だらけ

三国峠より
長野県側に抜ける理由もないので引き返し
枝道、奥秩父林道の入り口へ
ここも以前ナベキンさんがアタックしたことがあるらしいのですがその時は一人だったのもありすぐに引き換えしたとか
地図ではピストンになっているが7kmはありそうだ
走り出してしばらくはフラットなダートだが徐々に道が悪くなる
道の様子からもしばらく人の手が入っていない事が分かる
写真は元、橋のあった場所、崩落で橋が押し流され
流れた土砂を整地して道にしたようだ
殆ど廃道状態
切り立った断崖
実際はこの2倍は高さがある
縦パノラマで撮影すればよかった
林道深部、折れた木がそこらじゅうに散乱している
まず車の通った形跡はない
林道深部、倒木が道を塞いでおり
その向こうは大崩落
トラッカーなら通行可能か
秩父周辺林道
思った以上に山深く、ダートの残る道を縫うように走ることが出来ることが分かった
ナベキンさんの先導あってこそ走れたような道ばかりであったが
やはり地元の人、年期の入ってる人の情報量の偉大さを知った
今回はあまりゆっくり話す時間がとれなかったので
機会があったらキャンプツーリングでもしてお話を聞きたい




04.06.24