2009年夏旅1日目
宿泊地電波 :
天気 :曇
体調 :好調
今日の唄 :Our Song / 鬼束ちひろ
撮影枚数 :278枚
走行距離 :30153km~30620km →467km
積算走行距離:27823km~30620km →2797km(2009年)
燃費 :29km/1L
ガソリン価格:124円(鳴沢)
※写真はクリックで拡大されます
ルートマップ(赤線)
2009年のお盆休みが始まったものの、空の予報はあいにくご機嫌ななめ
曇りの日の楽しみ方を探して、天気図とにらめっこ
思い立って2:00に家を発つ
中央高速道路で韮崎へ
甲州街道を横切って一路甘利山登山道入口に向かう。
上り坂でぐんぐんと標高を上げていくと視界の端に街の灯りが見えるようになる
さらに登っていくと今度は視界数mの走ってるだけでジャケットが濡れてしまうような濃霧
標高1500mを越えた辺りから、少し欠けはじめた月が見えるようになる
山道を歩いていくと、薄暗い富士が見え隠れする
こういう時の空気、環境、感覚
何かが始まるような感覚、こらから起こることに対する期待、すべてのものに感謝したくなる瞬間
刻一刻と変わっていく色、街の灯りが薄くなっていく
空の雲と街を覆う雲海、その狭間の夜明けの光が
スローでシャッターを開けるように
徐々に、徐々に、明けていく
夜明けの暁色
雲の青
富士の陰影
今回から三脚を少し重く大きいもの代えました。
大分安定感があるかな
以前来たときは快晴の朝焼けを望めたけれど、雲と雲海の狭間の朝焼けというのも違った良さがある
何より空模様が不安定なこの時期にこんな景色に出会えたことが幸運だった
いざ早暁の散歩へ
御庵宅小武川林道で標高を下げていく
砂利が浮いたダートで走り辛い、道脇に徒歩5分ほどでたどり着ける滝があった。
下界に降りたつとやはり雲の下、日差しを求めて富士の麓の道へ
ひたすらに荒涼とした道
富士の裾野
鬱蒼と木が茂っているイメージだけどその実網の目のように林道が走っている
道脇に森の主とも呼べるような巨木が倒れていた。
苔むしたそれは倒れていてもまるで生きているような存在感があった
大野山牧場にて
以前から気になっていた丘の上の牧場、小田原市内、相模湾、江ノ島までを一望できる
空が思いきり開けていて開放感がある
この視界の広さと開放感は神奈川でも指折りかも
次回は快晴の日に夕陽、富士、夜景を見に来たい
通い慣れた地域でもう殆ど知っている気になっていたけど、意外なほど新たな発見があった。
遠い地域に新しいものを探すのもいいけれど、時々足下の風景を見返すのも大切
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